8月4日第2回目の特別教室。
さて前回のおさらいで
- ジャンプ直前に膝が前に出ないように注意する
- 腕をしっかりと伸ばして振る
- 顎を引かない
- 目線は下を見ないこと
- ジャンプ直前に上半身を前に倒さないこと
- 身体を反ったらまずは床を見ること
を確認してから練習開始です。
後ろに回ることはできるようになってきました。手をつくときに床が見えているかな。初めは実は目をつぶってしまうことが多いのです。慣れてくると余裕ができ目を開けて自分の位置を確認できるようになるのですが、ちょうどそのころかな。
バク転のように真上でもなく後ろ過ぎずに斜めに跳ぶなんて芸当ふつうは生活の中ではしないもの。みんな出来なくて当たり前。慣れてコツをつかみましょう。
なかでも飛ぶ瞬間の力の入れるタイミングがどうしても合わずに上に跳んでしまう場合があります。力が入りすぎて腕を振り下げてから再度踏み込んでしまうと体が前傾になり、後ろに跳べず上に跳んでしまいます。どちらかというとバク宙の跳び方ですね。別のコーチからはバク転よりもバク宙を先にマスターして、後ろに回るのに慣れてから手をつかせバク転をしたらよいのではないかと指摘。確かにまずは慣れなければ。次回の練習に取り入れてみよう。
さてこれからは補助のない状態で自分の力だけで回らなければなりません。もちろんまだ補助は外せませんが、何が必要かというと、腕の振りと膝の踏込です。 腕を伸ばすことによって遠心力が加わりますので大きくゆったりまわれます。その時長い腕を回すには力が必要です。伸ばした分だけ振りも早くするには瞬発的
な力が必要になります。そして膝の踏込はジャンプ直前にしっかりと膝を曲げて踏み込むこと。その膝の曲げがジャンプの「溜め」になり腕を振り上げたと同時 に跳ぶことで斜め後方にジャンプができます。